意外と知らない?保冷剤とアルミホイルで冷却効果を長持ちさせる秘訣
暑い日はお弁当が傷みやすいので保冷剤を使う方は多いと思います。また、アウトドア用の食材やドリンクを持ち運ぶときも冷たさを維持してくれる保冷剤は非常に便利です。ケーキやアイスクリームを買うとちょうどいいサイズのものがついてくるので、いくつかご自宅にストックしている方も多いと思います。
その保冷剤、もっと冷却効果を長持ちさせる方法があったら知りたいと思いませんか?
今回は、銅加工のプロフェッショナルである株式会社ハタメタルワークスが、その方法を皆さんにお伝えしたいと思います。参考にしていただければ幸いです。
保冷剤の冷却効果を長持ちさせる方法とは?
保冷剤の冷却効果を長持ちさせる方法は「アルミホイルで包むこと」です。特別なアルミホイルは必要ありませんし、特別なスキルも必要ありません。家庭にある普通のアルミホイルを使うことで、冷たさを長持ちさせることができるのです。
ではどうしてアルミホイルが冷却効果を長持ちさせることができるのでしょうか。
まず、アルミホイルには「熱を反射する」という性質があります。外からの熱を跳ね返すので、中の冷たさを保つことができるのです。
また、アルミホイルには外部との温度差をすばやく調整するという特性があります。表面と空気の間の熱交換を効果的に抑える働きをしてくれるおかげで、保冷剤が溶けにくくなり、長い間冷たさを保つことができるようになるのです。
さらに、アルミホイルには冷気を効率よく分散させる働きもあります。保冷剤の冷却効果が広範囲にわたって均等に広がることもアルミホイルを使うメリットです。
アルミホイルを使って冷却効果を長持ちさせるコツは?
保冷剤をアルミホイルで包むときに注意してほしいことがあります。それは「隙間を作らないこと」です。熱を遮断して冷気を閉じ込めるため、隙間ができないようにしっかり包むようにしましょう。
保冷剤を平らな状態にしてから、アルミホイルを必要な大きさに切って隙間なく覆うようにすれば上手く包めます。アルミホイルでバリアを作るイメージです。このとき、アルミホイルの光沢のある方を外側にすれば、より高い効果を得ることができるようです。
他にもポイントはある?
「使用前に十分な時間をかけてしっかり冷やす」、「内側がアルミ素材になっている保冷バッグを使う」、「保冷剤は多めに入れる」、「冷たい飲み物と一緒に入れる」、「直射日光を避ける」、「アルミホイルを二重に巻く」といった点に気を配ることで、保冷剤の冷却効果を一層長持ちさせることができます。
また、冷たい空気は下の方に流れるため、保冷剤は上に置くようにしましょう。再利用回数を増やすためにも、使用後の保冷剤はできるだけ早く冷凍庫に戻すことをおすすめします。
FAQ(よくある質問)
Q1. 保冷剤は何度で凍らせるべき?
家庭用冷凍庫(約-18℃)で十分ですが、-25℃前後の業務用冷凍庫で凍らせると結晶が細かくなり、溶け始めが遅くなります。いずれの場合も前日からしっかり凍らせておくと効果的です。
Q2. ジェルタイプでも効果は同じ?
基本的には水系保冷剤と大きな差はありませんが、ジェルタイプは氷点が少し低いため温度変化がゆるやかです。食品衛生面を重視する場合は、水系保冷剤をアルミホイルで包む方法がより安心です。
まとめ
保冷剤は暑い季節にお弁当や食材を守ってくれるだけでなく、身体を冷やしたりペットの熱中症対策にも使われたりする非常に便利なものです。
また、アルミホイルは調理にも使われる身近な素材で、薄くてかさばらず、ゴミも少ないため、キャンプやアウトドアでも大変重宝します。
アルミホイルを使うことで手軽に保冷剤の冷却効果を高めることができるので、ぜひ試していただきたいと思います。
株式会社ハタメタルワークスは銅加工を専門とし、「誠実な対応」をモットーに成長してきた会社です。最新鋭の生産ラインと高い技術を駆使してお客様のニーズに応える加工製品をご提供しています。「短納期」と「高品質」を両立させ、小ロットのご注文にも対応していますので、銅加工・金属加工のことならお気軽にご相談ください。
監修者情報
代表取締役 畑 敬三
株式会社ハタメタルワークスは、産業用電池や車輌機器向けの「銅加工」を専門とし、昭和10年の創業以来「誠実な対応」と「確かな製品」で信頼を築いてきました。迅速な対応により最短翌日納品が可能で、小ロットにも対応します。「小さな一流企業」を目指し、「銅加工ならハタメタルワークス」と評価されるまで成長。今後も独自の価値を提供し続けます。
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